灌流固定法

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灌流固定法

灌流固定法は血管の中に固定液を流し込んで、動物組織に固定液を送り込む方法です。灌流固定法で固定すると、死後変化が少ないために微細構造が良い状態で保存されます。
灌流固定法では、洗浄液(リンゲル液、タイロード液、緩衝溶液など)を流し込んでから、血管の内径とほぼ同じ大きさの灌流針を動脈に挿入して流し込みます。このときの固定液は動物の体温と同じぐらいの温度の液体を用います。例えばラットの場合は、固定液は50〜200ml程度必要となります。


電子顕微鏡の構造

電子顕微鏡の構造は主に以下の様なものから構成されています。
電子銃、陽極室仕切弁、集束レンズ・コイル、ゴニオメーター、試料ホルダ、対物レンズ・コイル、制限視野絞り装置、双眼顕微鏡、観察窓、観察室、カメラ室、加速管、収束視にレンズ・コイル(CMレンズ)、対物絞り装置、対物視にレンズ(OMレンズ)コイル、中間レンズ・コイル、投影レンズ・コイル、観察室仕切り弁など。


電子顕微鏡装置の中は高真空で保たれていて、試料を入れた後電子ビームを電子銃から照射して観察を行います。



電子顕微鏡の歴史

電子顕微鏡はエルリンスト・ルスカというベルリン工科大学の卒業論文から始まったといわれています。そして最初の電子顕微鏡の完成が1931年であり、その電子顕微鏡の倍率は17倍でした。
その後1933年に倍率が1万2千倍という電子顕微鏡が開発されました。


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