電子顕微鏡を学ぼう -原理など-トップ > 装置の解説 > 透過型電子顕微鏡(TEM)
透過型電子顕微鏡では、観察したい試料に対して電子ビームを照射して観察を行う電子顕微鏡です。電子は試料と相互作用を及ぼすために10mm以下という非常に薄い試料を用いる必要があります。
透過型電子顕微鏡の仕組みは電子銃から電子が放出され、加速管で電子が加速します。加速した電子は集束レンズと収束絞りを通過して、試料に当たります。
その後は対物絞り、対物レンズ、制限視野絞り、中間レンズ、投影レンズ、蛍光板に到達して画像として映し出されます。
スポンサードリンク
電子顕微鏡の構造は主に以下の様なものから構成されています。
電子銃、陽極室仕切弁、集束レンズ・コイル、ゴニオメーター、試料ホルダ、対物レンズ・コイル、制限視野絞り装置、双眼顕微鏡、観察窓、観察室、カメラ室、加速管、収束視にレンズ・コイル(CMレンズ)、対物絞り装置、対物視にレンズ(OMレンズ)コイル、中間レンズ・コイル、投影レンズ・コイル、観察室仕切り弁など。
電子顕微鏡装置の中は高真空で保たれていて、試料を入れた後電子ビームを電子銃から照射して観察を行います。
電子顕微鏡はエルリンスト・ルスカというベルリン工科大学の卒業論文から始まったといわれています。そして最初の電子顕微鏡の完成が1931年であり、その電子顕微鏡の倍率は17倍でした。
その後1933年に倍率が1万2千倍という電子顕微鏡が開発されました。
「透過型電子顕微鏡(TEM)」は"装置の解説"のカテゴリに属しています。この"装置の解説"のカテゴリには「透過型電子顕微鏡(TEM)」の他に以下の記事がありますので、是非ご参考下さい
Copyright(c) 電子顕微鏡を学ぼう -原理など- All rights reserved .