電子の平均自由行路

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電子の平均自由行路

電子は気体分子の衝突を受けてしまいます。そのため電子顕微鏡では、電子を走らせる空間はできる限り真空状態であることが好ましくなります。
それではどのくらいの真空状態で、電子はどのくらい進むのでしょうか?

電子の平均自由行路-具体的には?-

10-2Paのとき3.7m、10-3Paのとき37m、10-4のとき370m。つまり気圧が1/10になる毎に電子の進む距離が10倍に増えていきます。
電子顕微鏡内で電子を走らせる距離は1〜2mぐらいですので、10-2Paでは不安定になる可能性があるので10-3Paは必要です。


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電子顕微鏡の構造

電子顕微鏡の構造は主に以下の様なものから構成されています。
電子銃、陽極室仕切弁、集束レンズ・コイル、ゴニオメーター、試料ホルダ、対物レンズ・コイル、制限視野絞り装置、双眼顕微鏡、観察窓、観察室、カメラ室、加速管、収束視にレンズ・コイル(CMレンズ)、対物絞り装置、対物視にレンズ(OMレンズ)コイル、中間レンズ・コイル、投影レンズ・コイル、観察室仕切り弁など。


電子顕微鏡装置の中は高真空で保たれていて、試料を入れた後電子ビームを電子銃から照射して観察を行います。



電子顕微鏡の歴史

電子顕微鏡はエルリンスト・ルスカというベルリン工科大学の卒業論文から始まったといわれています。そして最初の電子顕微鏡の完成が1931年であり、その電子顕微鏡の倍率は17倍でした。
その後1933年に倍率が1万2千倍という電子顕微鏡が開発されました。


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